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1941年12月8日真珠湾攻撃で第二次世界大戦に参戦した日本国。1945年8月15日ポツダム宣言を受諾して無条件降伏。その15日後マッカーサーが厚木飛行場に到着、連合国の支配下に入った。
1950年から3年間の朝鮮戦争特需を受けて、本土空襲で廃墟と化した日本国は敗戦から僅か10年後、年平均10%以上という高度経済成長を19年間も継続、奇跡的な復興を遂げた。復興の原動力となった日本人の勤勉・努力の底力は、資源がなくても技術で補えることを証明し「東洋の奇跡」と呼ばれた。
1946年の敗戦。ベビーブーム。高度経済成長。学生運動。安保闘争。1970年代は日本列島改造論で沸き2度のオイルショック。働き盛りの40歳代はバブル経済で踊って1990年のバブル崩壊。金融不安と企業倒産が続出。
その後も阪神淡路大震災や東日本大震災、福島第一原発メルトダウン。そしていま withコロナ。
団塊世代は世代人口が多く雇用や消費、国の政策にも大きな影響力を持つ。少子高齢化が叫ばれるなか70歳代中盤に差掛かった。
そんな「来し方」を振り返りつつ、人生の輝く「行く末」新たな老いの愉しみを見つめながら。
長谷部 勲(はせべ いさお)
第二次世界大戦終戦の翌年、団塊世代に近い1946年、栃木県の生まれ。
戦後の混乱期、農業兼国鉄マンの家庭に育ち高卒で就職したが1年で退社。大学を出て就職、後に会社を興して社長職。2010年社長を辞して仏教徒(浄土真宗)になる。お陰さまの安穏な日暮し。